玉ねぎ

玉ねぎの苗の選び方

早生(わせ)の苗は10月下旬には園芸屋さんに出回ります。
10月中には苗を植えたいですね。
苗は園芸屋さんによって違いはありますが 50本単位 or 100本単位で販売されています。
苗を選ぶポイントは 苗の太さです。 苗の一番下あたり ふっくらと膨らんだ部分の太さが 鉛筆の太さくらいが丁度いい太さです。



玉ねぎの苗の植え方

土に 鶏ふん、石灰を混ぜて1週間ほど寝かせます。
幅1m、高さ10センチ程度の畝を作り 表面を平らにします。
表面にハンドスコップを突き立てたまま スライドさせて溝を作ります。
このようにして 20センチ間隔で溝を作っていきます。


溝に7~10cm間隔で 苗を寝かせるように置いていきます。
同じ方向に向かせて寝かせると 見た目もきれいです。
苗を置き終わったら 土をかぶせます。 玉ねぎの苗の下部分のふくらんだ部分が半分だけ土に隠れる程度が丁度いいです。
この ふくらんだ部分に太陽の光を当てるのが 玉ねぎ成長の秘訣です。 土をかけ終わった状態で 玉ねぎは寝たままですが 成長するにつれ 自分で起き上がってきます。



玉ねぎの追肥

玉ねぎに当たらないように 玉ねぎと玉ねぎの間に 油粕を置いていきます。 これを 置肥(おきひ)と言います。
置肥は そばに肥料を置くことで 雨降りや水を与えることで 肥料が溶け 地面に浸透、 根に栄養が届くという 肥料の施し方です。
玉ねぎ専用肥料というのも売っていますが 油粕で十分です。



玉ねぎの収穫

玉ねぎが大きくなるまでは 雑草もたくさん生えてきます。
雑草に栄養を持って行かれないよう 雑草は抜いておきましょう。
玉ねぎは 地上に半分以上姿を現す状態でできてきます。
ある程度大きくなると 上に着き伸びた葉の部分が元から倒れこんできます。 これが 玉ねぎの収穫の合図です。
収穫した玉ねぎは 葉はネギのように刻んで食べることができます。 玉ねぎは 日蔭の風通しのよい場所に吊るして保管するのがベストです。