会社にバレない副業、個人事業主になる

個人事業主になる

個人事業主、フリーランス... それは、もっともバレにくい副業と言っていいでしょう。

個人で営業や仕事をしている人には、自由業、フリーランス、 SOHO(Small Office/Home Office)と呼ばれる人もいます。
会社や事務所を持たず、自宅の一部を自宅兼事務所として使用します。
家賃や、水道光熱費などの費用がかからないので、利益を追求しやすいのです。

個人事業は、売上から原価を引いたものが、そのまま利益になるケースが多いです。
何より、すべてを自分でやってしまうことで、バレにくいという利点もあります。


個人事業主になるための流れ

事業を開始するときには、次の書類を税務署に提出する必要があります。
下記をクリックし、書類をダウンロードしてご利用ください。 (国税庁のホームページからもダウンロードできます。)

個人事業の開業・廃業等届出書
開業する内容を記入して提出します。


所得税の青色申告承認申請書
1年間に20万円を超える事業収入(副収入)がある場合は、確定申告をしなくてはなりません。
確定申告には、白色申告と青色申告がありますが、青色申告は白色申告に比べメリットが大きいのです。


提出するときは、2部作成し、返信用封筒に切手を貼って、届出書2部と申請書2部を返信用封筒を一緒に入れて送付すると、控えが戻ってきます。


個人事業主の心得え

個人事業主は、事業の運営にかかる総ての業務を一人でこなさなければなりません。

会社の役割を人間の体に例えてみましょう。
〇〇産業という 一つの【 体 】があるとします。
【 頭 】 運営や資金繰りを考える会社のトップ、社長。
【 顔 】 基本となる部分で、会社の顔、受付。
【 心臓 】 会社が生きていくために、お金を流通させる経理。
【 手 】 現場の最前線で仕事をする職人
【 足 】 歩き、走り、いろいろな所に行っては仕事を取ってくる営業
個人事業主は、一人で、頭、顔、心臓、手、足の業務をしなくてはなりません。
しかし、一人で、仕事を取ってきて、仕事をして、経理(簿記)をして、会社を運営していくことは、容易ではありません。
一人で総てをこなすのが難しい人は、まず、自分がどの部分の人間なのか考えてみましょう。

工業系の人は、技術があるので、心臓が欲しいところ。
商業系の人は、自分で資金繰りや簿記はできるので、手足が乏しいところ。
では、工業系の人と、商業系の人が 互いにビジネスパートナーとなったら、会社を運営させていけるでしょう。

しかし、それでは、個人事業主ではなくなります。
そこで、工業系の人は、ビジネスパートナーに配偶者を選ぶケースが多いです。
商業系の人は、商業系のビジネスを始めようとします。


ホームページを立ち上げ、ホームページで宣伝し、集客すれば、顔と足は、Webに任せておけます。
そういうビジネスのやり方もあります。

個人事業主になる前に、自分にできるもの、自分に足りないものを考えてみてください。